◇6月らんちゅう飼育日記
■６月２６日
　とても暑い日が続いています。いつもの年より１ヶ月も早く調子を崩し始めました。なんだろう鰓かなと思い、塩を中心にして薬も入れて治療を始めました。元気な池は半数です。鰓の一歩手前ですので、餌を切り様子を見ています。ハウス内の温度が上昇しすぎないよう、透過率３５％かんれいしゃを張りました。色変わり半数以上の池もあります。時間がうまく取れないのでやや選別が遅れ５０日目の稚魚の数がなかなか減りません。よく見るとはっとする銘魚（迷魚？）がいます。落とし水は欠かせません。水不足なのにすごい水の使用量です。目下たたき８面プラ舟（１３７×９０）１２面で当歳魚飼育をしています。来週は親２歳魚情報を載せます。そうそう、弥富の丸照養魚場さんに聞いたところ、親２歳魚がかなりいなくなっているそうです。病気が蔓延しているようです。


８センチ以上となりました。頭グー	長手です。素赤が多いなー	色変わり終了。尾まで白くなるな！

この手が５００匹います	プラ舟は落とし水にしています	５月下旬孵化魚大きくならないよー

■６月１９日
　選別する余裕がありません。多すぎます。気温がぐんぐん上昇しいよいよ夏が近づいてきました。水温が上がりすぎることがたびたびです。日覆もしているのですが、ハウス内のプラ舟は特に上昇します。たたき池については
常時差し水の状態にしているお陰で何とかもっています。今年の稚魚は系統がいいので、どれも頭が良くなってきています。色変わりの稚魚の中におーと思うのがいて楽しみです。朝夕は冷凍赤虫を与えています。先日バクテリアを投入していた一池で７日目に水がだめになり半数が死んでいました。今年初めてです。バイオバクテリアを過信しないように、池の状態を見ながら水換えをしていきたいと思っています。写真にあるのは５００円硬貨です。
　早々６月の初め宗家を訪問しました。しっかりとした種魚から生まれた元気な稚魚が良い状態で泳いでいました。シュリンプは４週目の稚魚と５０日目の当歳に与えています。ずいぶんお話をさせていただき感謝しております。ありがとうございました。私が尊敬する田中耕筰さんのことも良く御存知でした。


８cm近くになった９０日過ぎ	素赤がきれいな８０日目	頭がばっちり７０日目

長手の７０日目	やや丸手が惜しい６０日目頭良	５０日目本命魚多すぎます

５０日目某系等魚泳ぎは良い	４０日目我が家で一番多い当歳	まもなく一ヶ月目の無選別稚魚

宗家の池です手入れがすばらしい	稚魚の元気さが目に付きました	種魚がしっかりとしています

■6月12日
　ぐんぐん大きくなっています。1番はどうも期待薄ですが、色が半分以上変わりました。Oさんの系統魚は頭がすばらしく仕上がっています。3月末の期待魚は4月に9割だめでしたが、生き残った魚は長手で頭もすばらしいものです、また、泳ぎもよく病気が恨めしいと思っています。全体に数が多すぎます。選別しながら減らしていますが、まだまだです。少ない池で45匹（6～7センチ）他は小指大の大きさでは60～70匹もいます。また鉛筆のキャップ大のものは100匹ほどいます。5月中旬から下旬に孵化した稚魚には相変わらずシュリンプを与えています。ペレットは一日7回赤虫は2回与えています（2時間おき）。また、水温が高くなりすぎないことと、汚れ防止のために差し水をしています。


1番色変わり中五百円玉参考	頭が良くなってきました大食い中	80日目1割残った期待魚

目いっぱい食べている50日目本命魚	40日目ですがちょっと小さいな	差し水とバクテリアで水換7日


只今こんな感じです	ハウスを含め19面で稚魚飼育中

■6月6日
色変わりから、毛子まで相変わらず孵化の順に大きさが違っています。現在のところ、魚はとても元気です。そのお陰で餌の食いがすごすぎます。40日目以上は冷凍赤虫とおとひめS-!を与えています。40日目以下の稚魚は、もう少しシュリンプとしています。土曜日と日曜日に40日目の稚魚の選別をしました。さしの多いのもいましたが、まずまずの魚体です。90日目の稚魚はもう大人の親指に尾をつけた状態でかなり大きくなっています。頭はいいのですが尾が今一で期待が薄い。Oさんからの60日目の稚魚は選別に困るくらい良い状態です。きっと、Oさん宅は今年最高の出来ではないかと推測します。現在、らんちゅうはプラ舟合わせて18面で稚魚を飼育しています。


大きいが尾が今一	O産良い感じです	自家産期待稚魚目先が良い

孵化30日目の稚魚選別後1000匹	このブロックは1分でもう食べつくされ	シュリンプ分離に便利です